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ワークショップ「こども Can Do」 複言語キッズの日本語習得・日本語継承をサポートする

ケルンWS報告書
複数の言語をもつ海外在住の子どもたち(複言語キッズ)は、日本語を使って何が「できる」でしょうか。

〈チーム・もっとつなぐ〉は、国際交流基金ケルン日本文化会館との共催、 日本文化普及センターの後援でワークショップを開催しました。奥村三菜子先生を招き、ヨーロッパにおける言語教育フレームワークである CEFR の考え方をもとに、子どもたちの「できること」に注目した「こども Can Do」について参加者の皆さんと一緒に考えました。

前半では、奥村三菜子先生に、「こどもの成長とことばをもっとつなぐ」という題目でCEFRの考え方について講義をしていただきました。

後半では、日々、子どもたちの成長を見守っているみなさんとともに複言語キッズの多種多様な〈言語能力〉と〈言語活動〉の実態に目をむけ、子どもたちの今「できること」・近い将来「できるようになってほしいこと」について具体的な「Can Do」をリストアップしていきました。

今回のワークショップの第1の目的は、「CEFR の理念にのっとって、子どもの日本語の学びを見つめなおす」というプロセス、その作業過程そのものを皆さまと共有することでした。それは、私たちチームメンバーを含めワークショップ参加者全員が、自身が受けてきた教育観やものさしから少し距離をおいて、子どもたちの「できること」を再発見するということです。

ワークショップでは、ご参加いただいた皆さまにも様々な「再発見」を持って帰っていただくことができたのはないかと存じます。
その様子を、ぜひ報告書を手に取って、共有していただければと思います。


↓のリンクをクリックしていただくと、各種資料をご覧いただけます。

  ワークショップのご案内

  講義 資料

  講義 ハンドアウト

  ワークショップ 資料

  ワークショップ ハンドアウト

  ワークショップ「こどもCanDo」 報告書 
 ※報告書は70ページに及びますので、ダウンロードする際にはご留意ください。
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メンバーの紹介

勝部和花子(かつべ・わかこ)
09 年ドイツ生まれ男児の母。フランクフルト大学現代東アジア研究科日本語非常勤講師・日本文化普及センター日本語講師。もともとは日本美術史、博物館教育学が専門。のちに社会言語学を学び始め、今は日本語教育に携わっている。今後は、
地域のミュージアムなど社会教育機関と連携し、子どもたちの文化間理解に役立っていければと構想中。(『つなぐ』編者)

札谷緑(さつたに・みどり)
05 年と 08 年ドイツ生まれの二人娘の母。VHS マールブルク日本語講師・ギーセン大学日本語非常勤講師をする傍ら、フランクフルトの市立図書館にて子ども本読み会を定期的に開催。娘たちの日本語は自宅学習が基本で常時、壁にぶつかっている。夢は娘たちに将来「日本語が(ちょっとでも)できてよかった」と思ってもらえること。(『つなぐ』編者)

松尾馨(まつお・かおる)
03 年ドイツ生まれ男児の母。主に大学の日本語教育に携わってきたが、06 年よりギムナジウムの教師として
日本語を担当。また、本職とは別に、日本をルーツに持つ子どもたちの日本語を育てる「こども日本語クラブでんでんむし」を主宰。2 歳から 13 歳までの子どもたちを前に、体験を重視した日本語の育て方について、日々模索中。(『つなぐ』読者)

三輪聖(みわ・せい)
04 年日本生まれ男児の母。日本語教育に従事。ハレ→ベルリン→ボーフムを経て現在はハンブルク大学に勤務。かつて補習校の現場に関わっていたことがあり、複数の言語、文化を背景に持つばかりでなく、実際に複数の言語、文化の中を賢明に生きている子どもたちの現実を目の当たりにして色々と考えさせられ、現在に至る。(『つなぐ』読者)

チームもっとつなぐについて

2014 年 11 月、複言語キッズの日本語の習得と継承を考える冊子『つなぐ ―わたし・家族・日本語―』 ( 以下『つな
ぐ』)が、公益法人 日本文化普及センター(刊行時の名称は日本文化言語センター)より刊行されました。

『つなぐ』は、その巻頭エッセイにおいて、ヨーロッパ発祥の「複言語・複文化主義」という理念、そして言語教育の枠
組みとしての「CEFR」を紹介しています。〈できること〉を評価するとともに〈得意なこと〉を大切にし、〈わたしのこと
ば〉を育てていきながら、〈自分で・自律的に〉そして〈生涯〉学びつづけることを重視する CEFR という枠組みは、海外
に住む子どもたちの「ことば(日本語)の学び」のあり方を考えていくうえで、一つの大きなヒントを提示しています。

この提示をさらに具体化するため、2015 年 3 月に有志が集まり立ち上げたのが「チーム・もっとつなぐ」です。
2015年9月には、国際交流基金ケルン文化会館にてワークショップ「こども Can Do」を実施しました。
今後は、同様のワークショップをドイツ各地で開催し、広く集めた Can Do をもとに CEFR の評価レベルと対応したポート
フォリオ作成をめざしていきます。

多言語・多文化教材研究

多言語・多文化教材研究

言語多文化教材研究

多言語化・多文化化に応じた教育のあり様と多言語・多文化教材のあり様について研究を進めてきた「多言語・多文化教材研究」プロジェクトが開発した教材の紹介サイト。
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